循環型社会システム    2005/8/7

っていうとすっごくわかりづらいのですが、『ぐるっと廻って取り
こぼしがない』構図というか、『足りるを知る』仕組みというか、
経済至上主義の問題・・・つまり経済規模の拡大が環境破壊を
呼び、人間が人間であるが故、傲慢になったことを猛省する過
程で、温故知新次世代モデルというか、ゼロエミッションの社会
システム〜〜〜つまり・いらないものがない、・欲張らない社会
モデルのことなのです。
僕たちの求めている循環型社会システムは、もっと小さな単位から
始めたいと考えています。求めているのは社会や地域全体がそう
なることですが、初めから大きさを追求するとやはり無理が生じ、規
模の大きさではなく、持続可能であることに重要性を感じているから
です。小さな単位で輪に繋がったものを更に繋げていく、そういう活
動、運動論を展開出来ればと考えているのです。

考えるアシ??          2005/8/4

人間は考える葦(アシ)である・・・といったのはパスカル??でも
琵琶湖にあるのはアシ??いやいやヨシ・・でも葦と書いて『ヨシ』
と読む??・・!!
昔、葦(アシ)は『アシ』では『悪し』になるので縁起が悪く、逆に
『葦(ヨシ)』になったという。なかなかイイお話。
縁起がどうの、こうのということではなく、何かほのぼのした、真
夏の打ち水のような清涼感、スッキリ感を感じたアシ論でした。

一日生涯      2005/8/1

一日生涯っていう言葉に巡りあった。
その時々で強く印象に残る言葉と風のように
通り過ぎる言葉がある、おそらくその時々の
自分の心の流れにそっているのであろう。
一期一会的な言葉のようだが、もっと崖っぷ
ち的な言葉のようだ。
つまり、今日限りの生命かもしれない、悔い
のない生き方をするだけではなく、家族にか
ける一言ヒトコトにまで無神経は許されない・・・
なかなかそこまでは出来ないが、一日一日は
大切に生きたい。

情けは人のためならず    2005/7/31

情けをかけることは、他人のためにならない。という解釈
ではなく、他人の為ではなく、他の人のために尽くすことは、
いづれ自分自らのためになるという意味だということは、
みなさんも良くご存じだと思う。
廻りまわって・・・それって循環・・サイクル・・廻りまわって元の
木阿弥というより、ぐるっと廻ることで無駄を出さない、循環
を重視することで、持続性を持たせる等、環境保全型循環
農業の基本的な考え方の真髄もそこにあるように思う。
現代企業の重要な戦略の一つにリサイクルがあるという、
リサイクルをkey wordに現代企業がどう変革を図れるか、
どの企業も再構築の基軸にリサイクルを加えて欲しい。

人間万事塞翁が馬     2005/7/29

「城塞に住む老人の馬がもたらした運命は、福から禍へ、
また禍から福へと人生に変化をもたらした。まったく禍福と
いうのは予測できないものである。」という意味のことわざ
です。
農業をしていると結構、一喜一憂することがあります。雨が
降ると喜び、強い風が吹くと嘆く、また雨の日が続くと太陽の
光を待ちわび、日照りが続くと雨乞いをしたくなります。自然
との共生である限り一喜一憂することなくもっともっと淡々と
生きてゆきたいものです。福もあれば禍もある、決して一面
だけを捉えることなく、決して楽観せず、さりとて悲観せず。

台風一過       2005/7/27

今年も台風に悩まされるのか・・・こちらは無事に通り過ぎたが、今
年初めての上陸となった台風7号は関東に被害をもたらした。
自分事として捉えると、やはり気になるのは昨年の豊岡の大洪水・・
市内の八割を泥水が覆ったという・・・洪水も大変だったが、泥を被っ
た町を普及するのはもっと大変だったという。僕の知人は、何とか
洪水からの被害は免れたものの、今年の1月に脳梗塞で突然あの
世へ逝った・・・運命だったのか、・・なんともやるせない。
自然には勝てない。でも、原因はどこにあるのか・・
全て自然が悪いのか、人為的な問題は残されないのか、
世界的な異常気象を世界レベルでグローバルに誰かがしっかり判断を
下さないと・・国ごとに各々の利得だけを考えている時代ではなさそう
な気がする。

豊かさって・・・その1          2005/7/25

現在の日本人と同じ生活を、もし仮に全世界の人々が行
ったら地球上の資源は3ヶ月ももたないという。
私達は今一度、『豊かさ』について考え、・私達だけが物
質的に満たされた生活を営んでいて良いものか、・物質的
なものから精神的なものへどうすれば移行出来るか、・貨
幣に縛られない『豊かさ』について、しっかり時間を取ってじ
っくりみんなで考えてみたい。

バイオガス                2005/7/24

循環型農村モデルの核になるのは、やっぱりバイオマス(生物資源)
を利用したバイオガスの活用!!
まだまだ日本での導入には課題が残るようだが、例えば、ドイツのよう
に売電可能にするとか、デンマークのように地域暖房に活用するとか、
ガス抜き後のスラリーの再利用方法を考案する等全く前例がないわけ
ではなく、政府主導で進められないのなら、地方から、民間から、新たな
産業として作り出せないか検討中・・・。
今年は石油が高騰しそうだが、こういう時にこそ、みんなでエネルギーに
ついて改めて考えてみたい。

豊かさ・・・その2    アスベスト編         2005/7/23   

人の欲望は果てしない。便利さを追求したあまり便利にはなったが、豊か
にはなっていない。これは豊かを上手く定義づけられなかった現代人に問
題があるのか、元来、人は全体の豊かさではなく、個人の豊かさ(これをすぐ
に貨幣量で換算してしまう)に目移りしてしまう貧しい精神性によるものな
のか。
アスベストが現代社会に残す課題は実は以前から明白であった、しかし、少
し長い眼で俯瞰し、社会を見つめられる人間が誰もいなかった。
少し自己と切り離せばわかりそうなことでも、なかなかそうは出来ない。現在
の日本の政治のようなもので国会議員であるにも関わらずなかなか地方(利
権、権益等)と離れられないでいる。
私は、考えれば・・・もっと単純に『足りるを知る!』が人の豊かさの原点ではな
いかと素朴に思う。

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