杜氏  2005/11/15

日本酒の原料がお米であることは、周知の通りですが、その醸造方法
や管理方法は、世界でも類を見ないほど複雑で、かつ精巧だといいま
す。そのすべてを管理し、技能者や蔵人達を統率し、思い通りの酒に
育て上げるのが杜氏ということになるのですが、ほんと彼らは精巧に思
い通りのお酒を創り上げる・・・それが出来ないと杜氏じゃないらしい??
・・・のです。まさしく研究家で技術者で 管理者で統率者、現代でいう
プレーイングマネージャですねえ。
でもそんな杜氏も少なくなって、地方の蔵元も減少の一途をたどってい
ます。昔は桶買いというと大手の酒造メーカーの必殺技だったの「今は
逆で小さな酒蔵が桶買いをし経費を削減し、効率化を図っているといい
ます・・・本末転倒の気がしますが。

米糠 2005/11/14

米ぬかは使い方でいろいろな効果があるらしい・・・です。
米ぬか+サラダ油⇒ガン・血栓予防
糠床+貝・イカ・タコ⇒動脈硬化・脂肪肝
糠床+肉⇒体脂肪燃焼
米ぬか・・・⇒足裏パック 等々
先日、お昼の思いっきりテレビで、少し放送されただけで結構反応があり
ました。
でも少し、よーく考えてみましょう。
精米後の米ぬかを食するのだから、どう考えても、無農薬のお米じゃない
と・・・どう考えても・・不安?・?になるのは僕だけですか・?
米油(米ぬかから摂る油)も、どう考えても・・・危ない・・・!!植物油のほとん
どが遺伝子組替大豆といわれている中、遺伝子組替えこそしてはいませんが、
米から摂れる油だからと大丈夫いわれても、農薬の問題等は誰が監視してく
れているのか??アチャッッッ!!!
加工食品になってしまうと、原材料の栽培管理を誰も問わない・・・やっぱり何か
が変!やっぱり、変!!

自然農     2005/11/12

耕さず、肥料もつかわず、虫も殺さない・・・そんな農業を、いずれはやりたい。
でもなかなか現状では難しい。
何故か!!
ひとつに・生活がある。
(自給自足ですべて用が足りる社会ではなく、社会構造上、お金がどうしても必要・・
 そのためにはそれなりの量目の栽培が必要になってくる。)
ひとつに・時間がかかる。
(無化学肥料でしかも無農薬で育てるだけでも、2〜3年はかかる。それに加えて
 無肥料となるとあと5年は必要になる・・・ということは満足な栽培に至るまでには
 7〜8年、なかなか大変!!)
ひとつに・自己満足では満足出来ない。
(定年帰農ならまだしも、まだまだ大きな夢がある。出来れば日本の農業の転換モ
 デルをつくってつくり、ひとつひとつ実現していきたい!!!)
でも、いずれは目指すぞ、
風を感じて、光を感じて、水を感じる農業をゆっくりのんびりほのぼのと大地に根ざし
て行うことを!

農業全書     2005/11/10

宮崎安貞さんの書かれた『農業全書』の中にある有名なことばに「上農は草を見
ぬうちに、中農は草を見てから、下農は見ても取らない」というのがある。僕は当初
偉い百姓は見えなくても草が取れるのかすごいなぁって思っていたのですが、そう
じゃなくって、田植え後、まだ草が水面下にある間に除草機を押すと水が濁り、濁った
水がわずかにのぞいた草の芽生えを土の粒子がカバーをすることで抑草効果に繋が
るらしい・・・なーるほど、すごい!!
科学的な根拠があるんだ!
草に悩まされて生きてきた百姓は、草とともに生きる方法を模索しないと勝ち目はなさ
そうな気がする。水稲と露地野菜とでは基本的に草とのかかわり方が違うが、光を遮る、
空気に触れさせない等の工夫をこまめにすることが大切な気がする。

スワミ・ヴィヴェーカーナンダ   2005/11/06

ヴィヴェーカーナンダは19世紀に生まれ、欧米にインド哲学を広めたことで
知られている。
類い希な知性を持って、東西の文化の壁を越え、多くの人の心をとらえた
彼は、ある本の最後に・・・・・
何をすべきかは、何を要求されているかを知る、それを行う事だと。
あれがやりたい、これがやりたいではなく、その時々の、目の前のことを、
ただ、ただ、行う。
そして、少し先の、「希望」は持っていることだと。     
     ・・・・・言っている。 なるほど!
ひとは時々、本質を見失う。本質を見失うだけならまだしも、自分自身をも
見失う。そこにいる自分自身に気付かず、迂闊にも自らを傷つける行動を
簡単にとってしまう。なんと浅はかな生き物・・・困ったものだ。

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